塾長のブログ

ブログ詳細

中学受験と父親


「これをやればラ・サールに入れるそうだ」と言って、親父が私に4冊の参考書「自由自在」をくれた。小学5年の冬のことだ。その年、同じ町の6年生がラ・サール中学校に合格したので、親父は、その子の父親に「どうやれば合格できるか」、話を聞きに行ってきたのだった。そこから私の中学受験は始まった。
素直な私は、4冊の「自由自在」を1ページ目から読んでいった。勉強することに新鮮な喜びを感じてはいたが、一人でやっているとわからないことがでてくる。当時も今も、町には塾はない。親父に「わからない」というと、しばらくして小学校の先生が家に来るようになった。今では信じられないことだが、親父が担任の先生に、勉強を見てくれるよう頼んだのだ。さすがに担任の先生は長くは続かなかったが、その後も色々な人が私の勉強を見てくれた。それらはすべて親父が話をつけてきたものだった。親父は私に勉強を教えるということは一切しなかったが、私の受験に、親父としてできることを可能な限りやってくれたのだと思う。

あれから数十年。中学受験は子供の力だけではなく親の力が試される、というのは今も昔も同じです。親というと母親が前面に出てくるのが普通ですが、おとうさんにもここは出てきてもらう。社会にもまれて、経験と情報源の多いお父さんの力は侮れません。お父さんが出ばっていくことにより、受験を通じて親子の絆が強まることもあるのではないか。自分の経験からもそう思っています。

学習塾 ビッグユー

住所 〒899-4101 鹿児島県曾於市財部町南俣11339

TEL 0986-72-2074
  • facebook