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イマジン(非現実的な夢想家)


ロンドンオリンピックの閉会式でジョン・レノンの「イマジン」が流れた。私が高校生の頃に発表された曲だ。当時はふざけて「ひま人 ALL THE PEOPLE」と歌っていたものだ。
次のような歌詞がある。
You may say I’m a dreamer (君は僕のことを夢想家と言うかもしれない)
But I’m not the only one(しかし、僕だけではない)
I hope someday you will join us(いつか君たちも加わってくれて)
And the world will be as one(世界が一つになればいいと思っている)

夢想家で思い出すのが、村上春樹のバルセロナでのスピーチ。
「原子力発電に危惧を抱く人々に対しては「じゃああなたは電気が足りなくてもいいんですね」という脅しのような質問が向けられます。国民の間にも「原発に頼るのも、まあ仕方ないか」という気分が広がります。高温多湿の日本で、夏場にエアコンが使えなくなるのは、ほとんど拷問に等しいからです。原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。」
そして、村上春樹は
「 原子力発電を推進する人々の主張した「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかった。それを彼らは「現実」という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。」と続けている。

「イマジン」は発売当初、無政府主義的主張とか共産主義的主張との理由で、イギリスでは一部の放送曲で放送禁止になった。それが40年後の今、オリンピックのフィナーレを飾る歌になった。
ジョンは非現実的な夢想家ではなくなった。

 

 

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